お箸こぼればなし

お箸こぼればなし

2020年11月24日

世界全体から見たお箸のある暮らし

お箸を使う人は世界の約28%

その昔、人間は火を使う事により生まれた熱いものを取り扱うために、箸やナイフ、フォーク、スプーン等の道具をつくり出したとか。そして、世界4大文明発祥地から、気候、風土、作物に、民族、宗教、文化などの要因が加わり、それぞれが独自の食文化をつくり出していきました。それらは大旨、箸食文化、ナイフ・フォーク・スプーンのカトラリー食文化、手食文化に分ける事ができます。

箸食文化圏 28%
(中国・朝鮮・台湾・日本・ベトナム)
箸の起源は古く
紀元前16世紀中国

カトラリー食文化圏 28%
(ヨーロッパ・アメリカ・ロシア)
セットされた食べ方は17世紀
フランス宮廷から

手食文化圏 44%
(東南アジア・中近東・アフリカ)
ヒンズー教やイスラム教では、食物を口に運ぶのは右手のみ

お箸のみの食事法は日本独自のスタイル

箸食は中国、朝鮮、日本、台湾、ベトナムなどで使用されていますが、同じ箸を基本としながらも、食事作法にはかなりの違いがあります。なかでも、箸だけで食事をするのは日本だけで、椀などの器を手に持って食べるのも日本独自のスタイルです。

  食事方法 箸の素材など
中国 箸と匙がセット。箸はご飯・菜類、匙は汁類。
食卓の大皿から自分の箸で直接、料理を取り分けるのが、親しさの表現とされている。
木・竹・骨などが主。世界で一番細工が豪華。日本のものより長く、約27cmあり、頭から先までほぼ同じ太さの「寸胴型」。
朝鮮 箸と匙が両方合わせて「スジョ」と呼ばれるほど完全なカップル。箸は菜類、匙はご飯に使う。 銅・銀・ステンレスなどの金属製。頭と先が同じ太さ。結婚時、女性は夫婦揃いの「銀の箸と匙」を持参する。
日本 箸が中心。汁類は椀を手に持ち直接口につけて食べる。料理を取り分ける時は取り箸を使う。 木や竹の割り箸から、蒔絵、象牙、梨地の漆、銀製など多彩 な箸が数多くある。頭から先にかけて細くなるのが特長。